黒猫は幸運の猫

黒猫は幸運の猫
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こんにちは!ワクです。

今回もこうして繋がれて感謝です。ありがとうございます。

さて今回は我が家の看板ネコ「かん右衛門」のお話です。

かん右衛門です。
ドアップ。

かん右衛門、通称かん君は17歳のMIXです。

尻尾の長い黒猫です。高齢ですがとても元気で毛並みもきれいです。よく17歳には見えないと言われますが、気持ちが若いんですかね~。

もう一匹、「そら」という女の子の猫を飼っていましたが、昨年、15歳で乳がんの為、天国へ旅立ちました。

かん君との出会いは17年前、まだ僕が20代のころまでさかのぼります。

友人が僕の家へ遊びに来て、「猫、飼ってくれ。」と言われました。

それまでの僕は断然犬派で、その時も犬を飼っていました。

「猫飼ってくれって急に言われてもなぁ。」

「急な話だけど、これにはのっぴきならない事情があるんだ。」

「仕事場の施設内に野良猫がいて子猫産んだんだけど、会社が保健所に連絡してみんな連れて行かれちゃうことになったんだよ。その時にとっさに両ポケットに一匹づつ入れて隠したんだ。」

と、友人は言っておもむろにポケットから小さな小さな真っ黒な子猫を取り出しました。

その子猫は本当に小さくて、僕の手の中で小さな声でニーニー鳴いていました。

「一匹は俺が飼うから、もう一匹の方はお前飼ってくれないか?」

もうね、目の前に小さなかわいい子猫がいたら飼わないなんて言えないです。

それから急いで哺乳瓶やら、猫のトイレやら、ミルクやらいろいろ買いに行ったことを覚えています。

なにしろ小さくて、ミルクは哺乳瓶で定期的に飲ませる。

排泄はウェットティッシュで刺激してやらないと出ない。

最初の1か月間は大変でした。

だけど、それ以上に素敵な日々をくれたかん君。

妻と結婚して、子供が生まれて、朝日村へ移住してと、いろんな変化を僕と一緒に経験してくれたパートナーでもあります。

今では6kgを超える大きな猫になってしまい、年のせいかあまり動かず寝てばかりになってしまいましたが、可愛い事には変わりありません。

年のせいか前足に白髪が出てきました。
まだまだ元気でお茶目です。
なでろと要求

普段は薪ストーブがついているときは薪ストーブの前が定位置。それ以外の時は2階のどこかにいるのですが、カフェ営業の日にお客さんがいらっしゃると大体一回はあいさつに来てくれます。

薪ストーブの前は暖かくて気持ちいいから大好きです。

気まぐれなので、一回の時もあれば、何度もあいさつに来る時もあります。

気に入ったお客さんの場合、そのまま足元に陣取ったりもします。

お客さんたちもいい距離感を保ってくれるので、かん君もストレスを感じないようです。

いつまで生きてくれるのか分かりませんが、長生きしてね、かん君。

尻尾がなが~いです。

若いころのかん君は少々好き嫌いが激しく、知らない人に威嚇をしたりしていましたが、年を取ってからのかん君は妻とも子供たちともそしてお客さんともいい関係を築いてくれています。

これからも我が家のそしてカフェの看板ネコとして活躍してくれるであろうかん君でした。

今回はこの辺で。

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