こんにちは!ワクです。
今日もこうして繋がれて感謝です。ありがとうございます。
今回は朝日村へ移住が決まって実際に引っ越すまでのお話。
移住先を朝日村に決め、地域おこし協力隊の募集に応募したのが2014年の8月末でした。
それから何日かして「書類審査合格通知書」が届きました。そこには「次は面接審査があるので来てください」といった内容の書類も入っていました。
9月の中旬に面接の為に初めて長野県朝日村を訪れました。
高速バスに乗って約3時間。塩尻北インターで降りると朝日村役場の職員さんが2名で迎えに来ていました。
それから約15分、朝日村役場に到着です。僕が想像していたような、
「くねくねした山道をひたすら登った先にひっそりと小さな村が現れる」
といったこともなく、あっさりとあっという間についたので、拍子抜けしたことを覚えています。
「朝日村は国道も駅もないですけど、松本にも塩尻にも近くて便利な村なんですよ。」と行きの車で職員さんが話していました。
実際に朝日村に住んで4年、便利な村だなと思います。
さて、肝心の面接ですが、面接室に通されたときは度肝を抜かれました。
正面には村議長はじめ4人、左横に村役場の各課長が6人、担当職員が2人の総勢12人対僕一人!
「これはかなり大変だぞ」と思いました。
しかし、実際の面接内容はとても和やかに進められ、内容も移住前提の質問ばかりでした。
30分ほどの面接を終え、そのまますぐに東京へとんぼ返り。
数日後、あっさり合格の連絡がありました。(実際は7人の応募があり、受かったのは僕ともう一人だけでした。)
そこで聞かれたのが「10月から移住してこれますか?」
いやいやいや、無理です!!
だって、今9月中旬ですよ?あと2週間で「はい、移住します」ってできません。
「じゃあ、いつから来れますか?」
職場にすぐに退職届を出して、引継ぎやらで最低でも10月一杯。それと並行して引っ越しの手続きやら、車の購入やら、その他もろもろの手続きをやっても2カ月は欲しい。
「12月1日からではだめですか?」
「だめです。」
だめですか。そりゃ、そちらにも都合がありますものね。
「11月15日からお願いします。」
「11月1日から来れませんか?」
いやいやいや、無理です!!
「11月15日からお願いします。」
「わかりました。では11月15日に初登庁してもらいますので、引っ越しはその前日ということで。」
こうして2か月後に朝日村への移住が決定。
そこから引っ越しまでの2か月間は本当に忙しかったです。
働いていた職場に退職を願い出て、朝日村で生活するための車を購入し、引っ越しの準備をしつつ、朝日村での新居を決める。
しかも妻のお腹には赤ちゃんがいて、予定日は12月!
周りからはかなり心配されました。
でも、動き始めてからは物事が全て連動しているかのように流れていき、気が付けばあっという間に引っ越しの日になっていました。
東京の家から引っ越し業者が荷物を運び出し、購入した車にお腹の大きい妻と猫2匹、そして布団を載せて僕たちは朝日村へ移住したのでした。
ワクワクとドキドキとちょっとだけ不安を抱えて車を走らせて、朝日村に到着したのは11月14日の夜10時過ぎでした。
朝日村に入ったら雪が降っていました。
その年の初雪でした。
朝日村での生活の始まりはまた次回に。
今回はこの辺で。