田舎暮らしにおける人付き合いの大切さ

田舎暮らしにおける人付き合いの大切さ
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こんにちは!ワクです。

今日もワクワクしてますか?

こうしてまた繋がれることに感謝です。ありがとうございます。

さて今回は田舎暮らしのお付き合いのお話。

僕が移住してびっくりしたのは人付き合いの多さです。

都会でのお付き合いといえば、仕事だったら同僚や取引先とのお付き合い、プライベートだったら気の合う友人や恋人といったところでしょうか。

都会では住んでいる地域の町内会なんかも会費だけ払っているなんてよくある話ですし、マンションの隣の住人もよく知らないことの方が普通だと思います。

僕も東京で暮らしていた時は隣の人のことなんて全く知りませんでした。

自由気ままに好きな人とだけ楽しく付き合っていればよかったですし、何の問題もありませんでした。

それが田舎へ移住したらそういうわけにはいきません。

移住した先によって多少の違いはあると思いますが、僕が移住した朝日村ではまず自分の住んでいる地区会に加入することになります。

地区会は町内会みたいなものですね。呼び方は様々だと思います。

小さな集落の地区会ですから、当然すぐに役が回ってきます。

自分の暮らす集落の自治を同じ集落の住民たちで切り盛りするので、相当密接にお付き合いをすることになります。

年間を通じて様々な行事が地区の中で行われます。

お祭りや神事、地区内清掃、地区の会合などなど。

さらに個人差はあると思いますが、その地区以外に加入する会や団体が出てきます。

地元消防団や商工会、農協、その他にも地域によっては森林組合とか漁業組合、場合によっては自治体の立ち上げる協議会の役員なんかもやることになります。

全てに加入したり、参加する必要はないですし、最初から断ることもできます。

しかし、そこであまり断りすぎると、その地域での田舎暮らしがあまり楽しいことにならなくなる可能性があります。

村社会という言葉があるくらい小さな村や集落といったミニマムなコミュニティでは、そこの独自のルールというものが存在し、そのルールは長い年月をかけてそこで醸成されてきたものです。

それはいわゆる文化です。

その土地、地域の文化として受け継がれ、時代に合わせて少しづつ変化させてきた次世代に伝えるべき大切なものです。

そこから逸脱したものはその地域で暮らすことはできても肩身の狭い生活になるかもしれません。

よっぽどの山奥とか人里離れた場所とかに移住して、周りに誰も住んでないような所なら話は別ですが、集落の中で暮らしていくにはその文化を取り入れることが必要です。

移住者はその地域の人からすれば「よそ者」です。

ネット上などでよくある「田舎暮らし失敗」などの話は、自分が「よそ者」だと理解していないことで起こることが原因だと思います。

しかも、田舎暮らしに憧れて移住する人は「ナチュラリスト」や「オーガニック」、「自然農」、「添加物NG」、「化学調味料NG」などの価値観に何かしらのこだわりがあり、自らのアイデンティティになっていることが多いです。

じゃあ、その地域で代々暮らす地元の人はどうかというと、先に挙げたことに全く興味のない人の方が大多数です。

「都会の人は変わったことが好きだな。」

くらいに思っています。

地元の人と移住者の価値観は正反対だといってもいいくらいです。

そんな正反対の価値観を持った人間が同じ地域で仲良く暮らすにはどうしたらいいのか?

答えはひとつではありませんし、正解もないと思います。

あなたならどうしますか?

この話の続きはまた次回に。

今回はこの辺で。

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