こんにちは!ワクです。
こうして繋がれることに感謝です。ありがとうございます。
今回はバタバタ移住後のお話です。
移住したのが2014年の11月14日、その翌日には朝日村役場へ地域おこし協力隊としての着任式と辞令交付が行われました。
三年間という期限はありますが、辞令交付が行われ、朝日村で働くことになったというわけです。
僕がちゃくにんした時に同期でもう一人、大阪から地域おこし協力隊として朝日村へ着任した女性がいました。
彼女は僕より1か月早く着任していました。
とてもいい人で、僕より一回りも若いのにしっかりしていて、笑顔の素敵な人でした。
着任前はパンの先生をしていたそうで、朝日村でもパン教室を開きたいと言っていました。
さて、着任して配属されたのが「産業振興課観光担当」でした。
役場の人たちに一通り挨拶を終えて、各公共施設を案内され、村内を一回りしました。
役場に帰ってきて自分のデスクを与えられました。
デスクには新品のパソコンと文房具が一揃い。
役場の同じ課の人たちもそれぞれ担当している仕事をしている。
観光担当の人も忙しそう。
「なにかすることありますか?」
「とりあえず村のこと知った方がいいから、村史でも読んどいて。あとは村の中、車で見て回ってみたら?」
「わかりました。」
初日はそんな感じで終わりました。
二日目も三日目も同じような感じでした。
「なにかやることありますか?」
「こっちは大丈夫。」
「こっちも大丈夫です。」
完全に浮いてます。
同期の女性に尋ねました。
「毎日、何やってる?」
「村で新しくオープンしたレストランでウェイトレスやってます。一か月間。」
「え?!」
衝撃でした。
このままじゃだめだ。自分から動かないと。
フリーミッションの難しさなんですが、役場としても地域おこし協力隊に役場職員がやっているような事務仕事はさせられない決まりがあるようで、いろいろやってほしいことはあったけど、やってもらっていいのかどうか判断しづらいと戸惑っていたみたいです。
実際、いろんな自治体で地域おこし協力隊が「こんなはずじゃなかった」という思いになっているようです。
三年間、「草刈しかしてない」といった地域おこし協力隊もいるそうです。
自治体によって当たり外れがあると地域おこし協力隊の初任者研修で出会った全国の協力隊が口を揃えて話していたことを覚えています。
幸い、僕が着任した朝日村の自治体は僕たちの活動を後押ししてくれる自治体だったので、やりたいことをやらせてもらえましたが、最初の三カ月くらいはお互いに様子見みたいなところがあったと思います。
僕は同期の女性とまず「朝日村地域おこし協力隊」を知ってもらうところから始めようと話し合いました。

となりの女性が同期。朝日村の地域おこし協力隊の活動は二人で始まりました。
わかりやすく愛称を「朝日堂」と決め、揃いのツナギを用意して、僕たちの活動はスタートしました。
地域おこし協力隊としての活動内容などはまた次回。
今回はこの辺で。