こんにちは!ワクです。
今回もこうして繋がれることに感謝です。ありがとうございます。
今回は地域おこし協力隊の活動についてのお話です。
地域おこし協力隊になって最初にアクションを起こしたのはまず地域おこし協力隊を知ってもらう活動でした。
朝日村地位子おこし協力隊チーム「朝日堂」を発足。
僕と同期の女性の二人でのスタートでした。
そこから何をやったかというと、まずは僕たちが何をやりたいのかをリスト化することでした。
フリーミッション型の協力隊なので何をやるのも自由です。ただ、「観光」、「移住・定住」、「広報」というカテゴリーの中での自由という状況でした。
僕たちは自分たちがやりたいこと、できることをリスト化していきました。
僕は一番にゲストハウスの整備、運営を挙げ、その他に染物、自然を活かしたアクティビティ、様々なワークショップの開催などを挙げました。
挙げたリストの中から実現したいことをひとつひとつ精査し、企画書を作り、所属課長へ提出することになりました。
僕はやりたい事を一つに絞らずに、複数のやりたい事を連動させて進めていくプロジェクトを企画書として作成して提出しました。
朝日村の良かったところはその企画書をちゃんと実現できるように一緒に考えてくれたことでした。
自然を活かしたアクティビティ(アウトドア)の開発、染物のブランド化、ブランド化したことによる商品開発、ワークショップ(インドア)の開催、それらの拠点となるゲストハウスの整備などを進めるにはかなりの時間と予算が必要です。
しかし、朝日村はNOとは言わずに応援してくれました。
僕は企画書が通った時に「このプロジェクトを成功させるために協力隊の3年間を使おう」と思いました。
そこからまず最初に手を付けたのは染物のブランド化へ向けての作品作りでした。
僕は田舎へ移住したらその土地で採れる草木を使った草木染めのブランドを創りたいと思っていました。
まずは朝日村の特徴を出せる素材探しです。
話を聞くと朝日村の特産は「レタス」「白菜」などの高原野菜がありました。
しかし、高原野菜は水分量がかなり多いので、草木染めには向かないことは分かっていました。
他に「カラマツ」が特産であることがわかりました。
カラマツ染めという染物をやっている地域や作家さんをネットなどで探してみても全く見つからない。
僕は「これだ!」と思いました。
朝日村の山林のほとんどがカラマツで、しかも伐採期に入っている。その伐採されたカラマツは材としての流通を考えているが、枝や樹皮は廃棄される。
その廃棄される樹皮を使ってカラマツ染めを開発したら朝日村の新しい特産品になるかもしれない。
今まで聞いたことも見たこともないカラマツ染めを開発する価値はあると思いました。
そこからカラマツ染めをするためにカラマツの樹皮を集め、染める作業に取り掛かりました。
しかし、「カラマツ染め」をやっている作家さんがいない理由も地域もない理由がこのカラマツ染め開発でわかっていくのです。
カラマツ染め開発の話は続きます。
今回はこの辺で。